2020-10-05

10月3日実験林見学会

 コロナ禍のため、大人数で集まることができず、合同時間がなかなか実施できない昨今ですが、10月3日に子ども会理事長の齋藤大さんのご案内で、フライブルク大学環境資源学部の実験林を見学させて頂きました。少人数とはいえ、久しぶりに子ども会会員が集まるイベントを実施することができ、お天気にも恵まれて、とても楽しい見学会となりました。  
昨年6月に、合同時間の一環として、当時フライブルク子ども会におられた増田隆博さん・鈴木陽さんから、ご自身のお仕事や研究についてのお話をしていただく機会がありました。さらに増田さんのご案内で、10月にはフライブルク大学病院の神経病理学部門を見学させて頂く社会科見学ツアーが実現しました。
 今年はその社会科見学第2弾として、実験林を見学させて頂き、実際に木が生えている様子を見ながら、大さんのご研究の内容や、森や木という生き物相手の研究活動について説明して頂きました。 
 実験林は、新しいサッカースタジアムのすぐ近くにあります。様々な条件下で植えた樹木がどのように生育するのか、また樹木同士でどのように影響し合っているのか、など様々な研究がここで行われています。
小さなお子さんから中学生、そして大人までと幅広い年齢層の参加に、大さんが、生育の様子や研究の内容をわかりやすく説明してくださいました。マツやカエデやシラカバなど、身近な木が中心の実験林ではありますが、大人でも知らないことばかりで、とても興味深く見せて頂きました。大さん、本当にありがとうございました!
 このように子どもたちにお仕事の内容を見学させてくださる職場がありましたら、ぜひ子ども会運営委員会までお知らせください。時節柄、外部の見学者が入るのはどこの職場でも難しいかもしれませんが、会員のみなさまや、そのご家族、ご友人などでお心当たりがありましたら、情報を頂けるととても嬉しいです。