2012-04-11

3月11日 VHSとの共催 「日本その後」

3月11日、日本の太鼓の音がVHSに響き渡りました。

VHSとこども会による東日本大震災一年後の催し「日本 その一年後」が開かれました。

今年の催しは、被災者の方々のことを忘れないでね。市民の方々、去年はたくさん寄付をありがとう。もっと日本のことを知ってください、という気持 ちをこめて行いました。
プログラムは日本の太鼓演奏、震災の報告や、エネルギーについての公演、紙芝居から弓道、またこども会からは、子供達の歌と演奏、折り紙、書道、くじ引き、日本のお弁当・ケーキ販売など、VHSの日本語の先生方はパネルディスカッションを行いました。どれも席が足りないほど盛況でした。

今回は寄付を募ることには重点を置いていなかったのですが、寄付、売り上げ合わせて、 3,150ユーロ集まりました。ご協力くださった皆様ありがとうございました。

海外在住の日本人として、日本の未曾有の被害をメディアでみて、何ができるのだろう、海外にいるからこそできることは何か、何かやらなくてはと言う思いに 駆られて企画した昨年の大震災直後の催し。私たちのような普通の日本人でもできることをやって、少しでも支援したい。そんな気持ちで力を合わせて催しを成功させることができました。そして今年の願い、震災後も被災者を忘れない、市民への感謝、日本紹介も、訪れた人の数、満足そうな様子を見ると、大成功であったといえます。 子ども会の人もVHSの職員も手伝った人全部が、みんなで力を合わせてやり遂げた、やってよかったと思いました。

寄付金は日本円で345,000円、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」http://kodomofukushima.netに送金しました。
福島の子供達のために少しでも役立てたら幸いです。

当日ご協力下さいました皆様、またご来場くださった皆様、ありがとうございました。

=====<写真を追加しました>======

子供たちの歌と演奏。



準備が終わった折り紙と書道コーナー。




開始の合図を伝える太鼓の音。



お昼に提供した日本食。